

公開日:2026/07/15
「このデザイン好きだな」と感じるものの裏側には、そのブランドらしさや思想、魅力を引き出すため、日々ものづくりに向き合うデザイナーたちがいます。
本特集では、さまざまな企業やデザインチームが生み出したデザインを紹介。デザインに込められた考え方や制作背景に触れることで、企業の個性やものづくりへの姿勢も見えてきます。
今回はプロダクトデザインをピックアップ。魅力的なプロダクトを生み出す企業と、その求人情報をあわせてお届けします。

MoMAコレクションをはじめ、世界的に高い評価を受けるデザイナー・五十嵐威暢氏が長年培ってきた造形思想を受け継ぎ、新たな壁掛け時計として商品化した「earth wall clock」のプロダクト開発。1987年に五十嵐氏がデザインした「Ball Clock」から続く時計デザインの系譜を発展させ、地球を想起させるシンプルな造形と、空間に静かに溶け込む佇まいを目指して開発されました。
designshop限定のアルミニウムモデルは、五十嵐氏が最終監修を手がけたプロダクトです。五十嵐氏の立体造形ならではの繊細なバランスを損なうことなく量産化するため、プロポーションや質感、仕上げを繰り返し検証を行っています。
長く使い続けられるタイムレスなプロダクトを目指し、文字盤を排したミニマルな構成とアルミニウム素材による上質な表情を両立。住宅から公共空間まで幅広い空間に調和する、普遍性を備えたデザインに昇華されています。
【クレジット】
デザイン/五十嵐威暢
プロデュース/株式会社designshop
ディレクション/森博
製造/株式会社タカタレムノス
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宮古島の豊かな自然と、サントリーニ島をモチーフとした非日常の世界観を表現するため、客室内の造作家具一式を河淳が担当。テレビボードやドレッサー、収納家具など、多岐にわたる家具のデザイン・設計・製作・施工を一貫して手がけています。アーチ形状や柔らかな曲線、照明との調和により、上質で心地よい滞在空間を創出しています。
同社は単に家具をつくるのではなく、ホテルごとの世界観やブランド価値を空間として形にすることを追求しています。設計から施工まで携わることで、デザインの意図を細部まで形にし、訪れる人の記憶に残る体験を支えています。空間全体の価値を高めながら、宿泊体験そのもののデザインを担っています。
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DJが音楽制作を始める際には、複雑な制作ソフトや機材の操作を習得する必要がありました。そうした中、音を切る・繋ぐといったDJならではの感覚で、スピーディに音楽制作を行えるソフト「Serato Studio」が登場しました。
しかし、専用コントローラーが存在しないため、直感的な演奏操作が難しいことが課題となっていました。「SLAB」はその課題に着目し、DJが慣れ親しんだフィジカルな操作感で、より直感的かつ創造的な音楽制作を実現したプロダクトです。
DJに馴染みのあるPLAYボタンをはじめ、DJ機器を思わせる大胆な演奏を可能にする機能グルーピングや、ソフトとハードが完全に一体となったイルミネーションを採用することで、多くのDJが直感的に扱いやすいデザインとなっています。
また、低重心で安定感のあるボディが演奏をしっかりと支える一方、軽やかな色使いに加え、A4サイズ以下のコンパクトなサイズと薄型設計により、気軽に持ち運べる携帯性も備えています。
【クレジット】
プロダクトデザインスタジオ長/蔵本高弘(AlphaTheta株式会社)
プロダクトデザイナー/Chris Pearce(Patina Design Office)
【受賞歴】
「iF Design Award 2026」受賞
「Red Dot Award: Product Design 2026 / Red Dot : Best of the Best」受賞
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身体のメンテナンスへの関心が高まる中、ジョイナスが自社で開発した足ツボマット「足裏いて~よ」は、指圧による筋肉のコリほぐしや血行促進を日常に取り入れられるように考案されたプロダクトです。マッサージ好きの人にも満足感のある刺激を目指し、より刺激的な使用感を追求しています。
同社の営業担当者から「これ、乗って大丈夫なの!?」という声が上がるほどの突起は、プロの指が“ぐぅ~っ”と足裏に入り込むような刺激を再現するため、形状を繰り返し検証。また、いつでも楽しみながら使い続けられるように配置にも工夫が施されています。商品名は、社内で上がった「いてぇ~よ!」という声をきっかけに決定しています。
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https://jobs.japandesign.ne.jp/recruit/1888